Visual Studio Code(VSCode)には、コード中の同じ文字列や変数名を一括で同時に修正できる便利な機能があります。
例えば
dataapi (←aが小文字)
という変数名をキャメルケースの
dataApi (←Aが大文字)
に変更したいときなど、いちいち一つずつ探して編集するのは時間がかかりますが、複数カーソルや選択機能を使えば、瞬時に複数箇所を同時に編集することが可能です。
このポストでは、「同じ文字列を一括で選択・修正する方法」や「複数カーソルの使い方」を、初心者にもわかりやすく図解付きで解説します。
編集作業の効率を大きく上げたい方は、ぜひマスターしてみてください!
VSCodeで同じ文字を同時に修正する方法
対象文字を選択してロックする
good を bad に変更するというサンプルを元に、手順を解説します
下記のようなコードを用意しました。
3行目の「good」を選択します。
サンプルが悪く、選択されているかどうかわかりにくいですが、選択できています。
選択された状態で、Shift + Ctrl + Lを押すと、同一の文字が全選択されます。
これで、選択された対象の文字列(good)が「ロックされた」というような状態です。(多分、他の呼び方があるはず。。。)
ロックされた状態で、BackSpace キーを押すと、good 文字列が全て消え去ります。
ここから、もともと「good」が書かれていた場所に「bad」を記述すると。。。。
全てが「bad」に変更されました。
文字のロック解除
ロック解除は、Esc で解除可能です。
任意の文字列は選択を外したい場合
例えば、途中の1行目の表題のものだけは書き換えたくないって場合は、
少し細かいですが、1行目の「good」を、Altキーを押しながらクリックすることで対象から外すことができます。
最初の状態
good を選択し、ロックした状態
1行目の good の選択を外した状態。
これで一番最初に書いた、変数名 dataapi → dataApi なども可能となります。
以上です。
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