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森博嗣|すべてがFになる

2013/06/19

以前、森博嗣作品の「そして二人だけになった」を読んで、「えええええ?」→「ぽかーん」という状態に陥ったので、長らく読んでいなかったのですが、「そろそろ読んでみよう」と思い読んだのですが、やっぱり読み終えた後は「ぽかーん」ってなってしまいました。

森博嗣|すべてがFになる

「すべてがFになる」書影

あらすじ

犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島(ひまかじま・架空)に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は研究所と多少の関わりがあったのだ。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、(世間の常識からは少し外れているが)彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であった。そしてまた彼女は過去犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
萌絵の提案で研究所を訪れた犀川と萌絵の前に、不可思議な死体が姿を現す。更に続いて起こる殺人事件。2人は研究所で起きた事件の謎にとらわれていく。

全てが「F」になるってのはなかなか素晴らしいアイデアだとは思いましたし、ほぼ毎日UNIXサーバのターミナルを叩いている身として解けなかったのは非常に悔しくもあるのですが、いくら防音の部屋だからっていう設定でも「いや、無理やってそれ」てのが感想。

あの真相で納得できる人って居るのでしょうか・・・。

やはり続きはまた何年か経ってからって感じでした。

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