Googleアナリティクスでリファラスパム「simple-share-buttons.com」をフィルタする方法
2016/12/01
「simple-share-buttons.com」のリファラスパムがGoogleアナリティクスに記録されておりましたので、フィルタ設定をして教示しないようにしてみましたので、備忘録としてポストします。
Googleアナリティクスでのリファラスパムの確認方法
1日150PVほどのサイトがあるのですが、Googleアナリティクスを見ると1時間で50PVのアクセスが記録されており、探ってみると「simple-share-buttons.com」ってところからのリファラが残っておりました。
確認方法
- アナリティクス左メニューの [行動] → [サイトコンテンツ] → [すべてのページ] へ
- ページ欄の対象のページをクリック
- 「プライマリ ディメンション」の [その他] → [集客] → [参照元] と選択
結果。
↑「social-buttons.com」と「buttons-for-website.com」ってのが件のリファラです。
↑ 国別の表示にすると、このような結果に。半分が「not set」、あとはアメリカ、中国、イギリス、韓国、オーストリアと見事バラバラ。
↑ 言語別にすると「social-buttons.com」は全て「not set」となっております。
この辺りがフィルタに使えそうです。
↑ 今月初めから、言語が「not set」になっているリファラを表示。見事に「social-buttons.com」関係ばかり。ということで、言語が「not set」となっているものをフィルタする方向で間違いは無さそうです。
リファラスパム「simple-share-buttons.com」について
そもそもこのURLのサイトは何なのかよく分からなかったので、とりあえずアクセスしてみました。
上記のようなサイトです。
リダイレクトで http://sharebutton.net/ というURLに飛ばされます。
ちなみに「buttons-for-website.com」もリダイレクトで同じところに行きつきました。
ソーシャルアイコンのスクリプト配布ページのようですね。
迷惑な。
ちなみに、リファラスパムとは以下の様な定義のサイトのことです。
- あるサイトから流入があるかのように見せかける
- その目的はサイトの宣伝(Google Analyticsを見ているユーザがついついアクセスしてしまう)
- 悪意があるサイトの場合、フィッシングサイトだったり、悪意のあるコードが埋め込まれている可能性もあるので注意が必要
Googleアナリティクスのフィルタ設定方法
では、本題です。
先ほど調査した、言語が「not set」となっているものをフィルタしてみます。
↑ 「アナリティクス設定」をクリック
↑ 「すべてのフィルタ」を選択し、 「+新しいフィルタ」をクリック。
この例の場合では4つ目のフィルタとなります。
↑ 以上のようにし「保存」で出来上がりです。