何年か前に行った、京都・洛東・日帰り旅行。
2015/01/11
以前より行きたかった「京都の修学旅行定番コース」を回ってみようと勝手に企画し友人へメール送ったところ、3人が集まってくれました。
感謝。
京都へは、五条にある某コミック専門店へサイン会に行ったのと、小学生の時に遠足で行った二条城しか行ったことがなく、 有名どころの神社仏閣は今回初めての参詣となります。
地元が大阪なので修学旅行その他で京都値いう選択肢はないですよねぇ。
本日の日程は、「伏見稲荷大社」→(バス)→「清水寺」→(徒歩・産寧坂)→「八坂神社」→(バス)→「銀閣」の予定。
朝は大阪発10:30の新快速に乗ろうと思っていたのですが、一本遅れの10:45発で京都まで約30分の旅。
toogieの実家から天王寺までの時間とあまり変わりない…。
短時間で到着するのは嬉しいのですが、なんだか複雑な気持ちです。
京都駅で奈良線に乗り換え、11:30稲荷駅到着。
駅を出るとこんな感じで目の前に伏見稲荷大社の鳥居が出迎えてくれています。
伏見稲荷といえばキツネ様。
山門の前でお出迎え。
左の彼は巻物、右は玉をくわえていました。
もちろんここでは「それは私のおいなりさんだ」という不謹慎なギャグをとばしつつ中へ。
いざ「千本鳥居」へ乗り込まん。
鳥居キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
鳥居、鳥居、鳥居、鳥居、鳥居、鳥居……。マジで延々と鳥居が続きます。
一生分の鳥居を数分でくぐった気がしましたね。
しばらく進むと、上へと上る石段が始まります。
何も考えず上へ進むと……結界にはまった? と思うほど無限に石段が…。
30分ぐらいは上ったかな?
いい加減疲れてきたところで「四つ辻」という所にたどり着きました。
こんな感じで下界が一望できます。
この先に30分周遊コースがあったのですが、それ以上は勘弁、ということで伏見稲荷大社をあとにします。
なんだかやたらと猫を見た気がする。
近くにあった王将で昼食のあと、次の目的地清水寺を目指します。
京阪伏見稲荷駅から七条駅、そこからバスを利用し五条坂停留所へ。
その利用したバスが信じられないほど混んでいました。
仕事やってるときの通勤電車でさえあんなラッシュは体験したこと無いです…。
あれがデフォルトだとしたら…恐るべし京都。
五条坂からはおみやげ屋などが並ぶ通りを抜け、徒歩10分で清水寺到着。
入り口の仁王門。
さすが日本、京都が誇る観光名所。外国人の方もたくさん居はりました。
ブルネットの女の子が居たのですが、鼻が高くてめっちゃ美人。眼福、眼福(笑)
んな感じで、拝観料300円払っていざ、「清水の舞台」(本堂)へ。
おおお! これぞ京都の代名詞。(これは「奥の千手堂」から撮った写真)
舞台からの眺望は京都市街を一望でき、非常に綺麗で良い感じ。
ただ、微妙に外へ傾いているので、真下を見ると高い所が苦手な toogie には吸い込まれそうでちょっとキツかった(笑)
舞台上から撮った「音羽の滝」
それぞれ飲むと健康、学業、縁結びが成就するありがたい水だとか。
順路をたどると舞台すぐ横に縁結びの神様で有名な地主(じしゅ)神社があります。
こんな感じ。
マンガとかでもよく見る画ですね。
仲間内では「なんかここだけ妙にもうけ主義な感じ」と不評でした(笑)
もう一枚千手堂より全景をパチリ。
子安塔の方へぐるりと一周回る形の順路をとり、音羽の滝へ。
音羽の滝を越え、茶屋を何軒かすぎると最初の仁王門へ戻ってこれれます。
見上げた先には先程の清水の舞台。
帰ってくる途中にこんなモノを発見。
あ、阿弖流為(あてるい)? II世が「牛乳が?」で有名なあの人!?(笑)
ということで帰ってきてから調べました所、清水寺は坂上田村麻呂が創設した坂上家の氏寺だそうな。
坂上田村麻呂ってのは征夷大将軍として、文字通り蝦夷の土地を侵略に行った将軍です。
詳しくはこちらのサイトなどをご参照あれ。
aterui
清水寺はここまでということで、次の目的地八坂神社の方へ。
清水坂を途中で北に折れ、産寧坂(さんねんざか)を通って徒歩で向かいます。
ここでも石段(苦笑)
下りきった所です。
京都はとりあえず階段が続く、という発言がありましたが、この日はなんか階段ばっか上ってたり下りたりしていた気がします…。
夕方4時近かったので、そろそろ日も落ちかかってます。
陰になって見にくいですが、産寧坂もおみやげ屋や甘味処が数多く並んでいます。
歩くことおよそ15分。八坂神社到着。
境内をぼちぼち回ったらすぐに祇園停留所へ。八坂神社はほぼスルーした形でした。
実際、何もなかった気がするのですけどね。
祇園から100系統バスに揺られ、銀閣寺前へ。
徒歩5分ほどで東山慈照寺に到着。
よく「銀閣寺」と言いますが、造営した室町幕府八代将軍の足利義政の死後、臨済宗の寺院となったために正しくは慈照寺(じしょうじ)ということになります。
ちなみに北山にある金閣は鹿苑寺(ろくおんじ)というお寺のお堂で、建てたのは義政の祖父にあたる三代将軍の足利義満。わかりやすく(?)いうと一休さんに出てくる将軍様ですね。
無駄知識として付け加えると、将軍お付きである蜷川新右衛門(にながわ・しんえもん)さんは寺社奉行というかなり高地位なお役人だったりします。
あ、これはアニメの話であって、史実は違うようですのでご注意あれ。
とりあえず、小学生?中学生辺りの方は「義政は祖父である義満をリスペクトし、豪華絢爛な北山文化を象徴する金閣とは少し違った、落ち着きのある銀閣を東山に建てました」と覚えればまでは大丈夫かと(えー)
あと、銀閣自体も「観音殿」いう名称があったりします。
それはさておき、拝観料500円と少々ぼられた気もしますが中へ。
拝観料と引き替えにいただけるチケットが家内安全、開運招福のお札(お守り)となっていますので、これから行く人があれば大事に持って帰りましょう。
妙に背が高く、まっすぐ切りそろえてられている生け垣の中を進み、門を入ってすぐに最初の撮影ポイントがあります。
まずはそこでパチリ。
庭には「向月台(こうげつだい)」と「銀沙灘(ぎんさだん)」という砂盛りがあり、静かで質素、そして趣深い東山文化を堪能できるかと。
写真は本堂と銀沙灘(一部)。
庭をぐるりと一周してきた(ちなみにまた石段…)所でも撮影ポイントがあります。
銀閣で今回の予定は終了。
バスで四条河原町まで行き、夕食。終えたあと阪急を利用し梅田へ帰ってきました。
といった感じで、早足ですが洛東の有名どころを回ってきました。
まだ平安神宮や知恩院、哲学の道、高台寺など回る所はいくつもあるのですが、 それはまた次回以降と言うことで。 今回は最初の伏見稲荷大社が思いの外、疲れるという形となりちょいと失敗した感じもするのですが、 まま、ご愛敬。
参加してくれた各氏には感謝です。
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