Eyecatch 京都洛北

カメラ 日記

何年か前に行った、京都・洛北日帰り旅行。

2015/01/11

何年か前の4月。

以前、清水寺や銀閣などいわゆる洛東の定番コースを回りましたので、ちょっと暖かくなったことだしということもあり、山に入って「鞍馬寺」「貴船神社」を訪れてみようとメール送ったところ、前回とは全く違った二氏が賛同してくれました。

感謝。

朝は京橋発10:26の特急出町柳行きに搭乗。三条駅でO氏が合流し、出町柳まで。
到着は11時13分。昼食には早いし、せっかく降りたんだから下鴨神社へ参ろうということで鴨川を渡り、堤防沿いの桜並木を歩きました。

当日は若干、気温が低めで(15℃ぐらい)ちょっと寒い気がしたのですが、それでも弁当を広げた花見客がたくさん居て、にぎわっていました。

中洲には亀を模したコンクリ。
Bダッシュで渡ればいい感じ(?)

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中州から。

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桜並木はほぼ満開で、たまに風に乗って花びらが散るなど、非常にいい感じでした。

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そんな感じでいざ、下鴨神社へ。
世界遺産ということをストレートにアピール。

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偶然、巫女さんを先頭に結婚式の方々が歩いておりましたので、記念に。
ぞろぞろとそのまま本殿の方へ歩いて行かれたので、本殿に方に入るに入れずでした。

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気を取り直してもう一枚。

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このあとおみくじを引いたり、「君が代」にある“さざれ石”の元になった石などを見て、下鴨神社をあとにします。

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近くのカフェで昼食をとり、出町柳から叡山電鉄で約30分、鞍馬駅へ。

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降りた瞬間から空気が違います。寒い。聞きましたら5℃ぐらい市内とは違うそうです。
鞍馬駅正面。

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出て左を見るといかにもなオブジェが。
目の前にあるおみやげ屋にも天狗の面が売っておりました。

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駅から徒歩一分、やって来ました鞍馬寺。

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鞍馬寺とは言わずと知れた紗那王(牛若丸・源義経)が剣術の修行をした所として有名ですが、もうひとつあまり知られていませんが「650万年前に金星から地球救済のためにやって来た魔王尊(toogie的には「魔王様」と呼びたい)」を祀っている所でもあります。
なんだかウルトラマンみたいな神様ですが、本気でそういう風になってるから面白いんですよね。

仁王門。よく考えるとこっから先はずーっと階段か上り坂でした。

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愛山費200円。しっかり払っていざ乗り込まん。

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♪階段は続くよどこまでも~。

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しばらく上ると魔王の碑、魔王の滝があります。

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水はちょろちょろっとしか流れていませんが、滝です。
打たせ湯って感じでした。

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「魔王の滝」
崖の上の丹塗りのお社には魔王尊石像がおまつりしてあります。
滝行をご希望の方もおられますが、落石があり危険ですから、滝の下には近寄らないでください。

ワロタ。

魔王の碑から数分、「鞍馬の火祭」で知られる由岐神社に到着。

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写真右手見見えるご神木の杉、めちゃめちゃでかいです。とてもじゃないですが一枚で写真に入り切りません。
一応撮ったのですが、黒く反転して見られる物ではありませんでした(涙)

こっからは本格的に上り階段・上り坂が始まります。
ゼェゼェ。

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息を切らせながら何とか金堂に到着。冷たい空気が気持ちいいです。

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狛犬? 猫? 虎? あ、でも狛犬って神社か。結局分からず(笑)

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金堂の右手奥に絵馬が奉納されているお堂がありました。
おもしろ絵馬にも数枚出会えました。

件の魔王様が光臨されたときの謂われが書いてあります。

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「瑞風庭(ずいふてい)」
この庭は、650万年前人類救済の大使命を帯びた護法魔王尊が金星より「焔の君たち」を従えて、今まさに聖地・鞍馬山に光臨せんとする相を形象化したものである。
北庭の白砂盛は魔王尊の乗物「天車」を意味する。
南庭は、組井筒を大刈込によって鞍馬山を表現し、石組みは魔王尊を表すとともに奥の院の盤座を象徴している。

と書かれています。

一瞬、じゃここにある石は隕石? と思いましたが、しっかりと石灰岩と書かれておりました(笑)

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んじゃこっから西門の方(貴船神社の方角)まで行こうかと、こんな感じの上りを行きます。

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途中にある、与謝野寛、与謝野晶子の歌碑。風流ですね。

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20~30分ぐらい歩いたでしょうか、義経堂到着。
周りは鳥の声しか聞こえません。

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それまでは階段だったのですが義経堂を超えると、いきなりこんな感じの道に変わります。

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「木の根道」と呼ばれているようです。
ここをBダッシュで進むことが出来ると五条大橋で弁慶に勝て、ショートを守ったら吉田義男さんの再来と言われます(笑)

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しばらく進むと、鞍馬山最奥の魔王堂へ到着。

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貴船まであと650メートル。
650メートルですが、グニャグニャ曲がって、しかも下ってるのであっという間に到着。
しかし前からも後ろからも誰も来ない。
こんな山道を踏破してる物好きってワタシたちだけ?(笑)

この橋を渡り切ると鞍馬山踏破。これは渡ったあとに撮りました。
1時間、お疲れ様でした。

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静かで涼しく、水も綺麗。
夏に来たい所ですね。

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西門からほんすぐ貴船神社です。

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ちょっと上った所を上から。
この写真を撮りたいがためにここまで来たという感じです。

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説明書きを読むと、絵馬の発祥になったのがここ、貴船神社らしいです。
来る数日前に「エマ」「シャーリー」を読んでたので、シャーリーは…などと考える罰当たり者はワタシだったりしますが、口には出しませんでしたとも(当たり前)

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水に浸すと運勢が浮き出る「水占いみくじ」。末吉でした。

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内訳は以下の通り。

願望:思ふにまかせず
恋愛:来れども遅し
出産:母体を大切にすべし
病気:医者を選べ
方向:北の方 吉
旅行:出費多し 慎め
学問:困難 勉強せよ
商売:利益なく 損あり
失せ物:出がたし 高き処
転居:動かぬがよし

いや、これって「凶」やろ?(笑)

10分ほど坂(「恋の道」)を上り、奥の宮へ。
これは遠目から。

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奥の院本殿。本殿下には龍穴があるらしい。経絡とかホットスポットなどと呼ばれる、霊気・龍気の吹きだまりなんでしょうか。

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今回初めて知ったのですが、「丑の刻詣」も貴船が有名らしいです。
元々は祭神が丑年丑月丑日丑刻に降臨されたと伝える故事から呼ばれるようであって、 多くの心願成就に霊験あらたかな事で、単に呪いだけにとどめるものではないものだそうです。
つっても丑の刻詣といえば呪いですわな(笑)

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帰るときに偶然、灯籠がともったのでパチリ。

以上が今回の行程でした。
帰りはバスで貴船口駅まで行き、叡山線で出町柳まで。そこから四条で夕食。
例によって阪急で帰ってきました。

感想

今回はやはり鞍馬寺~貴船の山道でしょう。
山道を1時間とは最初から言っていたのですが、予想以上でした。
次があったらもっと鍛えて行こうと思いましたね。

参加された各氏、お疲れ様でした!

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