【Laravel】インストールされているバージョンを確認する
インストールされているLaravelのバージョンは幾つなのかと気になったので調査しましたら、自分では「5.8」をインストールした気になっていたのですが、実は「6.5.1」が入っていたという事実。
Laravelのバージョン確認
サイト上からの確認
ふと、結局(現時点での)Laravelの最新版はいくつなんだと気になり検索した所、Wikipediaによると2019年9月に6系統がリリースされているとのこと。
laravel.jp にも laravel.com にも最新バージョンはいくつとの表示がなく、ドキュメントのページへ行くとこのような画面になっていました
「5.8 日本語(終)」の上に「6.X LTS 日本語」の表記がありますね。
ということはやはり6系統が最新ということですねこりゃ。
LTS(Long Term Support)
なお、調査している中で知ったのですが、LTS(Long Term Support)というのはリリース後2年間のバグフィックス、3年間のセキュリティフィックスを行うもので、LTS表記なしリリースはバグフィックスが半年、セキュリティフィックスは1年間とのこと。
なので整理すると、初めてインストールするのであればLSTつきの5.5、もしくは6.Xにするというのが常套手段のようです。
セマンティックバージョニング
書籍などを見ると5.4対応とか5.8対応とか書いているので、6系統に変わると中身が全然違うのではないのかと危惧するところですが、バージョン6からは「セマンティックバージョニング」を採用したため、バージョンナンバーの増加方法がバージョン5系とは大きく異なるとのこと。
セマンティックバージョニングてのは、バージョン番号の付け方の事で、2.3.6というバージョンがあるとして、左から順番にメジャー、マイナー、パッチバージョンを表しているとのこと。
- パッチバージョン
- 後方互換性を伴ったバグ修正をしたときに上げる
- マイナーバージョン
- 後方互換性があり機能性を追加したときに上げる
- メジャーバージョン
- 後方互換性のない変更を行ったときに上げる
ということで、一番笑った解説方法は「Larave6は実質的な5.9です」というものでした。
自分の環境を調査する
前置きが非常に長くなりましたが、自分の環境を調査したいと思います。
バージョンを確認するには以下のコマンドをDOSプロンプトから実行するだけです。
1 |
php artisan --version |
もしくは
1 |
php artisan -V |
私の環境でコマンドを実行してみると、、、
なんと。
驚きの結果
初めてインストールした際、自分では「5.8」をインストールした気になっていたのですが、実は「6.5.1」が入っていたという事実。
確かにインストール時のコマンドにはバージョンを指定していませんでした。
これは恐らく、インストールする環境のPHPバージョンを確認し、動作するLaravelの最新バージョンを自動的にインストールしているものと推測。
なかなか便利ですね。
参照したサイト様
https://qiita.com/willow710kut/items/ae3fc659a5c7215fc499