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GoogleスプレッドシートをGAS(Google Apps Script)で拡張!カレンダー式血圧・検温表を自作する方法

数年前から毎朝・晩に血圧を計測し記録しているのですが、特にアプリを使うでもなく、Googleスプレッドシートを利用し、
縦に日付を1日から31日、横に朝晩の血圧、脈拍等を書き込む形式のファイルを作成していました。

毎年の暮にカレンダーをちまちまと作成していたのですがさすがに面倒くさくなってきたので、本職がプログラマということもあり、
スクリプトを使って作成する手法を確立しておこうということで頑張ってみましたので、作成方法を公開してみたいと思います。

まずは完成図から。

完成した血圧・検温用スプレッドシート

今回の場合は2025年版の血圧表なので、『2025年_血圧_体温』というタイトルとしています。

1月~12月までの各シートに縦方向に日付を入れ、それぞれ朝・晩の数値を記入していくというものです。
日付部分は

  • 土曜は薄い青
  • 日曜は薄い赤
  • 祝日は薄い黄色

として分かりやすくしています。

もう手作業は卒業!Googleスプレッドシートで血圧・検温表をGAS(Google Apps Script)で簡単作成

ではここから作成方法です。

手順1.スプレッドシートの準備

1-1.スプレッドシートを作成

新規Googleスプレッドシートを開きます。
Google chromeからの場合は、右上のメニューから「スプレッドシート」を選択します。

Googleスプレッドシートを開く

任意の名前(2025年_血圧・検温情報)を付けます。

スプレッドシートを名付ける

1-2.Apps Scriptを開く

メニューから「拡張機能」 > 「Apps Script」を選択。

拡張機能 → Apps Script

1-3. スクリプトを記述

開いたスクリプト用のウィンドウに以下のコードをコピーして貼り付けます。

2025年のカレンダーを作成するので、year は 2025 とし、
また、必要に応じて祝日リストを更新してください(holidaysオブジェクト)。

4.スクリプトを保存

作成したスクリプトに「2025年血圧カレンダー作成」などの名前を付けて保存します。

GASスクリプトに名前をつけ家保存

保存したスクリプトを使いまわしできるのかと思っていましたが、私の見た限りでは、作成したスプレッドシートのみ使用できるといった感じでした。
そんなはずはないだろうという感じがするので、また調査してみたいと思います。

手順2. スクリプトの実行

「Apps Script」のエディタで上記スクリプトを保存後、メニューから「▶ 実行」ボタンをクリックして実行します。

スクリプトの実行

初回実行時に認証を求められたら、指示に従って認証します。

認証画面1

認証画面2

認証画面3

認証画面4

認証画面5

スクリプトが実行されると、1月から12月までのシートが自動作成され、日付や色分けが完了します。

3.仕上げ

スプレッドシートのデザインやフォントを微調整することで、さらに見やすくできます。
この例だと1行目の表題を大きくしたり、背景色をつけたりすることで更にわかりやすくなるかと思います。

再度、完成したものを貼っつけます。

完成した血圧・検温用スプレッドシート

まとめ

以上で 2025 年版の血圧記録スプレッドシートが作成できました。
来年の年末は変数 year を 2026 に変更し、祝日設定を変更するだけであっという間にできる予定。

プログラムってスゴイね(笑)

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